日本ミツバチ重箱式巣箱の失敗しないための制作方法
日本蜜蜂を飼育するための「重箱式巣箱」の作り方について、以下の手順に沿って説明します。 重箱式巣箱は、木材を重ねて高調整できるため、初心者にも扱いやすく、管理が簡単です。
1. 必要な材料と道具
材料:
- 無垢の木材(ヒノキや杉が一般的。厚さは12~15mm程度)
- 合板(底板や蓋用)
- 木工用ボンド(食品対応のものが安全)
- ネジや釘
- 防虫用ワイヤーメッシュ(底板用)
道具:
- 電動ドリルまたはドライバー
- のこぎり(または電動のこぎり)
- 金槌
2. 巣箱のサイズ設計
日本蜜蜂は西洋蜜蜂よりも小さいため、巣の環境も狭いほうが適しています。以下を参考にしてください:
重箱(箱の1段)の寸法例:
- 外寸(1段あたり):
W×D×H=30cm ×30cm ×15cm
(※内寸が28cm×28cmになるように作成するのが理想です) - 板の厚さ: 12~15mm
巣箱全体:
- 重箱を最小限でも4段以上積んで使用します。増加が簡単な構造になります。
- 蜂の巣を掃除しやすいよう、底板は取り外し可能にするのがおすすめです。
3. 巣箱の作成手順
(1)板を切り出す
木材を計測して、以下の部分を切り出します。
- 側板(長方形の4枚)
- 底板(1枚)
- 蓋(雨よけ用に大きくする)
- 出入口用の穴(幅10mm×高さ5mmの半径を1か所、側板の下部に開ける)
注意:木材の切り口はサンドペーパーで準備して、蜂が怪我をしないようにしてください。
(2)重箱を組み立てる
- 側板4枚を組み合わせて箱状になります。
- ネジや木工用ボンドでしっかり固定。
- 底板を取り外し可能な仕様にする場合、溝やフックで固定します。
- 底板には通気性を確保するためのメッシュ(ワイヤーネット)を取り付けます。
(3)蓋と防水対策
- 蓋は雨が入って入らないように、箱の外寸より少し大きめにカットしています。
- 防水性を高めるために、蓋の上部にタン板やプラスチックシートを貼るのがおすすめです。
(4)組み立て後の仕上げ
- 蜂蜜の品質を守るため、塗料は使わずに仕上げることが一般的です。
- 必要に応じて木材に焼き入れをして防虫対策を強化します(バーナーで軽く焼く程度)。
4. 設置場所と管理ポイント
設置場所:
- 半日陰になる場所(楽しみ日光を気に)
- 風通しが良く、周囲に花が多い場所
- 床面から30~50cm程度の高さに設置
管理ポイント:
- 蜜蜂が巣箱に定着しやすいように、誘引剤(蜜蝋やレモングラスオイルなど)を巣箱内に塗ります。
- 定期的に箱を増設し、蜜蜂が巣を広げられるようにします。
以上が日本蜜蜂の重箱巣箱の基本的な作り方です!
手作りの巣箱は市販品と違う愛着が湧く現実、蜜蜂の行動に合わせた調整が必要ですので、楽しみ工夫してください。