朝晩の冷え込みが厳しさが増してきた今日この頃
ミツバチの巣箱には大スズメバチが集まるようになりました!

・大スズメバチが蜜蜂を襲う理由
理由はスズメバチの幼虫や女王蜂の餌とするため!
特に寒くなると餌が減り、ミツバチがターゲットになりやすいのです!

基本的に、大スズメバチが攻めてきても巣箱の構造的に侵入は難しいので放ったらかしでも良いと思うのですが、自分が怖いのでスズメバチ対策をすることにしました!

・大スズメバチ対策方法
今回準備した対策は2つ「粘着シート・市販捕獲器」

〜接着シートの使い方〜
大スズメバチは危険があるとフェロモン操作により仲間を呼ぶ特性があります。
その特性を利用し、粘着シートにおとり蜂を付けると助けに来た仲間を次々に捕獲できるのです♪

最初の1匹を生捕りするには虫取り網を使うと安全で且つ簡単に作業ができます。


〜市販の大スズメバチ捕獲器〜
使用方法は水で薄めて捕獲器をぶら下げるだけw

作業様子は動画にしましたのでご参考にどうぞ〜


〜捕獲器の設置時期〜
捕獲器・誘引液の設置時期は春と秋がお勧めとなります。
それぞれ目的が異なり

春はスズメバチの女王蜂を捕獲※福岡では4月末
秋は働きハチの捕獲※福岡では11月〜

「春」
大スズメバチは女王蜂のみが木の中で冬眠をし、暖かくなると活動を始めます。
その時に腹ぺこな女王蜂を捕獲することで、何万匹の大スズメバチの駆除に繋がるのです!

その時期以外の女王蜂は巣から出てきませんので駆除が大変なことに・・・

「秋」
大スズメバチの働き蜂が蜜蜂巣の位置を仲間に知らせる前に駆除!!

先ほども構造上巣箱に侵入できないと説明しましたが、
何度も攻撃されると、蜜蜂達もストレスを感じ幼虫飼育を放棄したり
最悪、逃亡してしまいます・・・



・粘着(ネズミ)シートの結果
こちらは効果が見られませんでした・・・
原因はバトミントンラケットを使い弱った個体を使用したので効果がなかったのかもしれないです!来年は虫取り網を準備したいと思います。

・市販捕獲器の結果
こっちはターゲットではない黄色スズメバチやモンスズメバチが捕獲されましたw
春の対策したときに比べ、結果が出なかったのはミツバチがターゲットになっていなかったから?

そう考えるとこの結果は良かったのかも!?

ちなみに市販の誘引液は「ブドウ」の香りがしたので、誘引効果が大きいのかも?
来年にむけてブドウの皮を確保しようと思いますw