学生アートが輝く香椎祭2025|九州産業大学の創造が集う日
2025年11月1日、九州産業大学の文化祭に行ってきました。今年は「KSU VISION DAY 文×理×芸=展」と「香椎祭」が同時開催され、学内は多くの学生や来場者で賑わっていました。
さらに注目だったのが、世界的に活躍するアートディレクター・中島英樹さんの特別展示「MADE in JAPAN.TOKYO , KSU edition」。デザインの可能性を強く感じる一日になりました。
KSU VISION DAY 文×理×芸=展
「文系」「理系」「芸術系」という3つの分野が交わるテーマ展。学生たちの研究発表や作品展示は、ジャンルを超えたコラボレーションが目を引きました。
たとえば理系の実験データをビジュアル化したアート作品や、文学作品をデジタル技術で再構成する展示など、まさに「文×理×芸=展」というタイトル通りの内容。
学問の枠を越えて発想する若い感性に刺激を受けました。
香椎祭
屋台やステージイベントなど、香椎祭らしい賑わいも健在。学生たちの明るい声と笑顔があふれるキャンパスは、秋の文化祭シーズンそのもの。
グルメ屋台では地元の味や学生考案メニューも多く、地域と大学のつながりも感じられました。
今年の香椎祭では、芸術学部による展示販売コーナーも印象的。
学生たちが制作した絵画や立体作品、デザインプロダクトが並び、来場者が実際に購入できる仕組みになっていました。
私自身も気になる作品をいくつか拝見し、その完成度と発想の豊かさに驚かされました。
大学が学生の創作活動を支援し、作品を「買う」「持つ」という体験を通して芸術と社会をつなげている点も、とても意義深いと感じました。
香椎祭は単なる学園祭ではなく、学生一人ひとりの表現や挑戦が形として残る場でもあります。
「見る」「買う」「支える」という関係性の中で、芸術学部の存在がより身近に感じられました。
戦利品をご紹介
A:ゴジラジャイアント
昭和レトロが息づくポスターアート(A2)

この作品、まるで昔の映画館に貼られていた特撮ポスターみたいですよね。
少し色あせた紙の質感や、背景の放射線模様、そして太めの文字デザイン。
全部が「昭和のポスターっぽさ」をしっかり押さえています。
タワーの上に巻きつく巨大な生き物もインパクト抜群!
どこかチープなのに、妙に迫力があって、子どもの頃に見た怪獣映画のワンシーンを思い出させます。
「これ、ちょっと笑えるけどカッコいい!」――そんな絶妙なバランスがこの絵の魅力です。
全体的に見て、レトロなんだけど古臭くない。
むしろ“懐かしさをデザインとして楽しむ”感じで、現代のアートポスターとしてもオシャレに映えます。
部屋に飾ったら、ちょっとした会話のきっかけにもなりそうですね。
Google検索したらショップがありました→→ 『 BASE 』
B:白雪&シンデレラ
並べて気づく小さな物語

白雪姫は深い赤やブラウンを基調に、どこかミステリアスでクラシックな雰囲気。
一方のシンデレラは淡いブルーとピンクで、透明感と夢見るような印象です。
並べてみると、まるでシンデレラが白雪姫を意識しているよう。
視線の向きや柔らかな表情の違いから、ふたりのキャラクターの性格までも伝わってくる気がします。
背景のモチーフも対照的で、白雪姫はリンゴやバラなど“誘惑と禁忌”を思わせるモチーフ、
シンデレラは時計やガラスの靴など“希望と時間”を象徴するアイテム。
二つを並べることで、まるで「闇」と「光」、「静」と「動」が響き合うような世界が生まれています。
作家さん情報 → 『 x 』
C:flower
夜光館ブースにて購入

この作品の魅力はチャーミングなところ♪
鮮やかな青の背景の中に浮かぶユーモラスで個性的な人物像です。
大きなチェック柄の服や、ぎゅっと編まれたツインテール、
そして少しとぼけたような表情がどこか愛らしく、見る人の心をくすぐります。
「flower」という言葉や周囲に散りばめられた花のモチーフが、全体に軽やかで夢見るような雰囲気を添えています。
少し不器用で、でも自分らしさを大切にしているようなキャラクターが、この作品の中に息づいているようです。
青い時期に、くすぶった蕾(ピンク)がどんな花を咲かせるか楽しみですね♪
作家さん情報は見つかりませんでした・・・>_<
D:いろいろ

ブースの番号を控えるの忘れていました、、、
ベトナム料理、台湾料理など食べ物とプロレスはショート動画にしました♪
香椎祭開催場所 九州産業大学
〒813-0004 福岡県福岡市東区松香台2丁目3−1
