ステファニア・エレクタ~増やし方編~(分球方法)


~動画準備中~


ステファニア・エレクタの分球方法

1. 分球の適期

  • **春〜初夏(4〜6月)**が最も適しています。
  • 球根が活動を始める前、新芽が動き出す直前がベストタイミングです。

2. 球根の確認

  • 球根(塊茎)が大きく、くびれや節があるものは分球に向いています。
  • 表面がしっかりしていて腐敗していないものを選びましょう。

3. 分け方の手順

  1. 消毒済みのカッターやナイフで、自然なくびれや芽の位置を意識して切り分けます。
  2. 切り口を乾燥・殺菌(1日以上乾かし、木炭粉などをまぶす)
  3. 分けた球根を別々に植え、発芽管理を行います(前述の発芽方法参照)。

4. 注意点

  • 分球は失敗すると腐敗するリスクがあります。
  • 1つに1つ以上の芽(または芽の跡)があることを確認してください。
  • 水やりは控えめに、発芽までは乾燥気味で管理。



球根を大きく育てるコツ

光をしっかり当てる

  • 半日陰〜明るい日陰が理想。
  • 室内なら直射日光を避けた明るい窓辺か、植物用LEDライトを活用。
  • 光が不足すると、葉ばかり茂って球根が太らなくなります。

ポイント:葉を元気に育てること=球根を育てること


適切な水やり

  • 成長期(春〜秋):
    • 土がしっかり乾いてからたっぷり水やり
    • 過湿は球根の腐敗のもとに。
  • 休眠期(冬):
    • 葉が枯れたら水を完全に止める
    • 乾燥状態で管理(暖かく湿気の少ない場所)

肥料で栄養を補う

  • 成長期に液体肥料を2〜3週に1回程度与える。
    • リン酸・カリが多めの肥料(例:6-30-30など)で球根肥大を促進。
  • 緩効性肥料もOK(元肥・追肥として土に混ぜる)

ポイント:栄養は控えめに継続的に与えるのがコツ。


風通しと温度管理

  • 高温多湿は苦手。風通しを良くしてカビ防止
  • 生育適温は25〜30℃前後。冷えすぎないよう注意。

毎年休眠をとらせる

  • 自然に葉が枯れたら水やりをストップ
  • 休眠期を取らずに年中育てると、球根が痩せやすくなります。

育成の合言葉は:「葉を育てる=球根を育てる



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です