働蜂が黒くなった原因は?【日本蜜蜂】
12月に入りミツバチの巣箱を覗きにいったら…
働き蜂が黒っぽくなっている!?
調べて分かったことを共有したいと思います♪
今回動画内容は
1.働き蜂(メス)が黒っぽくなった原因
2.通常色との見比べ
3.黒いメス蜂とオス蜂の違い
4.女王蜂不在(無王群)の確認方法
【働き蜂が黒くなる原因】
ミツバチが黒くなったのは腹帯の黄色い部分が狭くなっているからです。
腹の黒と黄の帯厚は、蛹の時の気温に応じて変化が起きるようです。
寒い時期はより多くの日射熱を蓄えるため黒い帯が大きくなり
暖かい時期は逆の理由から黄色い帯が大きくなるとのこと
【黒い働き蜂と通常色の違い】
動画をみると両ミツバチの黄色い帯幅が明らかに違いますが、サイズも違うように感じます。
これは、冬の食糧消費を抑えるために小型化しているのでしょうか?
【黒いメス蜂とオス蜂の違い】
それにしても、腹が真っ黒の個体もいるためオス蜂ではないか?
と心配になりましたのでオスとメス(働き蜂)を比べることにしました!
比べるポイント
1.目(オス蜂の目は大きくトンボの目に近い!)
2.腹の色(オス:黒一色、メス:黒と黄のシマシマ)
3.サイズ(オスはメスより一回り大きい)
以上の3点を比べても明らかにメスの働き蜂で間違いないようです♪
【秋にオス蜂が大量発生!?】
黒いミツバチとは別にオス蜂の出入りも頻繁に行われています・・・
オス蜂は春先に沢山生まれることは知っていましたが
12月にも見かけるのに違和感を感じましたので合せて調べると不安な情報を見かけました・・・
それは、無王群の可能性があるとのこと・・・
無王群とは女王蜂が何かしら理由から不在になっている状態
それを調べる方法は以下となります。
1.巣箱内からシマリングが聞こえる→女王蜂が健在
(聞こえない=女王蜂不在ではありません)
2.働き蜂サイズの雄蜂がいる
シマリングとは
巣箱内から「シャ~シャ~」と聞こえる威嚇音のこと
女王蜂が存在していると群の統率がとれ、シマリングをするそうです。
働き蜂(メス)サイズの雄蜂がいる場合
女王蜂が何かしらの理由で不在となった場合、働き蜂が代わりに卵を産むそうです!
その場合は雄しか生まれません。
また、オスを育てる場合は、巣房(飼育部屋)はメス用より一回り大きいものを準備するそうですが、
働き蜂が産卵する巣房はメス蜂用を利用するため個体サイズがメス蜂と同じになります。
1.2を確認したと2つとも当てはまるので・・・
この群は女王蜂が不在の可能性が高いようです・・・
11月時点で巣箱内を確認したところ、巣のサイズは小さく嫌な予感はしていたのですよね💦
果たして越冬できるか!?
おしまい