無印良品のホホバオイルを使った蜜蝋クリーム作り
蜜蝋クリームには、自然由来の成分が持つさまざまな効果があります。以下に、主な効果を詳しくご紹介します。
🐝 蜜蝋クリームの主な効果
1. 高い保湿力
蜜蝋は、皮膚の表面に薄い膜を作り、水分の蒸発を防いでくれます。そのため、乾燥肌や荒れやすい手足、唇にとても効果的です。
2. 抗菌・抗炎症作用
蜜蝋には天然の抗菌作用があります。軽い傷やひび割れ、あかぎれの保護・修復を助ける効果も期待できます。
3. 肌のバリア機能のサポート
外的刺激(乾燥、風、ほこりなど)から肌を守る「バリア」のような役割を果たし、敏感肌やアトピー傾向の肌にも優しいとされています。
4. 天然成分で安心
合成保存料や香料が不要で、赤ちゃんや妊婦さんにも使いやすい(※精油を使用する場合は要注意)。
5. 肌の柔軟性を高める
キャリアオイルやシアバターと組み合わせることで、肌を柔らかくし、滑らかな状態に整えます。
6. アロマ効果(精油を使った場合)
ラベンダーならリラックス、ティーツリーなら殺菌作用、オレンジスイートなら気分を明るくするなど、香りによる効果もプラスされます。
🧴 こんなときにおすすめ!
- 冬の乾燥対策(手、顔、唇、ひじ、かかと)
- 軽い擦り傷や虫刺されのあとに
- 赤ちゃんのおむつかぶれ(精油なしバージョンで)
- ヘアワックス代わりに(少量)
蜜蝋(みつろう)を使ったクリームは、天然素材で肌に優しく、保湿力も高いためとても人気です。以下に基本的な蜜蝋クリームの作り方をご紹介します。
【基本の蜜蝋クリームの作り方】
■ 材料(約50ml分)
- 蜜蝋:5g(ビーズタイプだと量りやすい)
- キャリアオイル(例:ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど):25ml
- シアバターまたはココナッツオイル(任意):10g(しっとり感を追加したい場合)
- 精油(エッセンシャルオイル):2〜5滴(お好みで。ラベンダーやティーツリーなど)
■ 用意するもの
- 耐熱容器(ビーカーやガラスジャー)
- 湯煎用の鍋
- ガラス棒や竹串(混ぜる用)
- 保存容器(クリーム用の小瓶など)
■ 作り方
- 湯煎を準備する
小鍋にお湯を沸かし、耐熱容器を入れて湯煎します。 - 蜜蝋とオイルを溶かす
蜜蝋とキャリアオイル(+シアバターがある場合はそれも)を耐熱容器に入れ、完全に溶けるまで湯煎で温めます。蜜蝋は溶けるのに少し時間がかかります。 - 火を止めて香り付け
火を止め、粗熱が少し取れたら精油を加えてよく混ぜます(熱すぎると香りが飛ぶので注意)。 - 保存容器に移す
熱いうちに保存容器に流し入れ、常温で冷まして固めます。 - 完成!
固まったらフタを閉めて、涼しい場所で保管します。冷蔵庫でもOK(特に夏場)。
■ 使用の目安
・乾燥肌、手足、唇、ひじ、かかとなどの保湿に
・1日数回、少量を取り肌になじませてください
■ 保存期間
・約3か月(防腐剤なし)
・清潔な手やスパチュラで取り出すと長持ちします
お好みに応じて配合を変えることもできます。肌に合わない場合は使用を中止してください。